トイレの水がなかなか流れていかない、水が流れるときにボコボコと音がする、こんな症状の時はトイレを使用しないで原因を調べましょう!
「トイレがつまって水が流れない」「便器の水が今にもあふれそう」。おかしいな?と思って水を流し続けると、かえって水があふれ出してしまいます。
さらに「このまま水が便器からあふれ出してきたらどうしよう」という危機感も加わります。もし、自宅のトイレが1つしかない場合、自然に直るのを待つなんて悠長なことをいっていられません。
今回はそんな症状がでたらどうするか解説します。
広島市南区|トイレ詰まり、トイレ水漏れ・4か所の原因と修理方法
トイレを流したら「詰まって流れなくなった!」トイレが詰まったら続けてレバーを押して流すのは危険です。高い確率でトイレの水はあふれます。1回流して詰まった場合でも、便器のギリギリであふれずに水は止まります。トイレが詰まった時は、2回水を流さないようにしましょう。まずはトイレ壁か床にある止水栓(水を止めたり、水勢を調整するための栓)を閉めましょう。マイナスドライバーで右に回すと止水できます。
まずはトイレの水を止めましょう!
写真の止水栓の頭の部分にマイナスドライバーなどで右に回すとトイレタンクに供給している水を止めることができます、わからない場合はメーターボックス内のバルブを閉めましょう。
家の駐車場、玄関横あたりにある量水器(水道メーター)と書かれたボックスがあります。この中のバルブかコックを閉めると家全体の水を止めることができます。止水栓のバルブかコックを右に回すと閉まります。普通は手で閉開できますが、硬くなってる場合はクレ55などの重滑剤を試してください。
※メーターボックス内のバルブを閉めると家全体の水道が止まります。
アパート・マンションなどの場合
マンション、アパートなどは玄関などの横にスチール製の扉があり、これをパイプスペースと呼びます。その中に電気、ガス、水道の元栓(水道メータ)バルブが設置れています。
自己所有のマンションであれば玄関ドアの近くにあるPSボックスの扉を開けると、水道メーターの横にバルブハンドルが見つかります、バルブ止水栓となります。
自己所有でないマンションの場合は管理組合、管理事務所に連絡するほうがいいでしょう、一つ間違えればマンション全体の水が止まります。
アパートの場合、大家さんや不動産会社などにお問合せ下さい。
参考資料:止水栓や水道メータの位置と場所
トイレのつまりの症状や原因と修理方法
トイレがよく詰まるのは何が原因?
トイレのつまりに対処するときは、何が原因でつまってしまったのかを把握することは大事です、原因を把握することは予防にもつながります。
トイレの水がなかなか流れていかない、水が流れるときにボコボコと音がする、悪臭がするなどの異常が見られたら、もしかしたら排水のどこかに詰まりが生じているかもしれません。そのような状態を放置したままにしておくと、汚物が流れない、汚水が便器から溢れ出てしまうといった事態に見舞われる恐れがあります。軽微な詰まりは自分でも簡単に直すことができますが、年数が経過したものほど、改善が難しい場合も少なくありません。
トイレの便器に異物(オモチャ)を落とした、流した。
落とした物が(携帯電話・ティッシュペーパー・おむつ・生理用品など)の場合、つまり解消のために便器を外して異物を除去します、便器やタンクを外す大掛かりな作業になる可能性がありますので、業者に修理を依頼することをお勧めします。
修理内容:便器に子供のオモチャを流したということなので、便器の取り外し作業です。
タンク、便器とりはずし、便器をひっくり返すとオモチャが出てきました、問題解決です。
大量のトイレットペーパーや便の場合対処法
ラバーカップ
大量のトイレットペーパーを使ったときや、異物を落としたことに気付かず流してしまったとき、便器がつまってしまうことがあります。つまったものによっては専門の工事店さんでないと直せませんが、「ラバーカップ」という道具さえあれば直せる場合もあります。万一に備え、ご家庭で常備されることをおすすめします。
排水管・下水管がつまってる場合の対処方法
ラバーカップでも直らない、異物も便器に落としていない場合は、床下の排水管、下水管がつまっている可能性があります。床下から下水管に汚れがつまっている場合はプロに依頼しましょう。高圧洗浄などの作業になります。
トイレ水漏れの症状や原因
トイレのトラブルはつまりだけでなく、水漏れも発生する可能性があります。どんな症状で原因はどのようなことがいえるのか、詳しい内容を解説していきましょう。
便器の中に水漏れしている
トイレの「ロータンク」とは、水が溜まっているタンクのことです。ロータンク内には、給水・止水に関係する部品が複数入っているため、水漏れが起こったときはまずはロータンク内を調べるといいでしょう。
タンクのふたを開けてみると、水がタンク内にあふれています、オーバーフローした水はフロート管の中に流れて便器に出ている状態です。ボールタップと浮き球は一体になって動きます。浮き球がタンク内の水位の上昇・下降で上下に動くことで、ボールタップの止水弁が閉まったり・開いたりして水が止まったり・出たりします。タンク内でずっと水が漏れる音がする場合は、給水を操作しているこの2つの部品に不具合が起きている可能性が高いのです。
トイレの水漏れというと、タンク内や便器内にチョロチョロ水が漏れるものから便器と床の隙間や床下などから水がどんどん染み出してくるものまでさまざまですよね。トイレの水漏れ修理というと自分でやるのは難しいと思っている人も多いかと思います。しかし、水漏れの原因によっては業者に修理を依頼しなくても自分で部品などを買ってきて修理することも可能です。
トイレ水漏れ4か所の対処方法
1・ボールタップ
トイレを流すと浮玉の位置が下がり給水し、水位が上がると給水を止めるようにパッキンが動く部品で、パッキンが劣化すると、便器の中に水が出続けます。ボールタップが壊れているかどうか調べるには、浮き球を持ち上げて確認してみましょう。浮き球を持ち上げているのに水が止まらないときは、ボールタップの止水弁が壊れているとわかります。ボールタップの止水弁が壊れている場合は新しいボールタップに交換しましょう。
対処法
部品交換で故障を解消できますが、取り付けには工具が必要です(モンキー・ドライバー等)、失敗すると水漏れが悪化する場合があります。
2・フロートバルブ
フロートバルブとはタンクの下部にある、黒いゴム栓のことです。トイレのレバーを回すとフロートバルブが持ち上がって、タンク内の水が便器内に流れていきます。レバーハンドルとフロートバルブは鎖で繋がっていますが、鎖が途中で絡まったりするとフロートバルブが中途半端に空いたままになるので鎖の長さ調整をしましょう。長期間水に浸かっていると次第に溶出して隙間が生じ、バルブが排水弁をしっかり閉じなくなります。その結果、「ちょろちょろと水が流れ続けている」という状態になります。
対処法
部品交換で故障を解消できます、工具なしで取り付けられるので簡単に行えます。
3・サイフォン管(オーバーフロー管)
ボールタップが故障した場合、タンクから水があふれるのを防ぐための安全装置です、便器へ水を逃がします。本体部分にヒビが入ると隙間ができるほか、ひどいときは根本から折れたりします。管から水が漏れるとタンク内の水位が一定以上に上がらないため、半永久的にタンクが水の補給を続けてしまいます。
対処法
部品交換するためにはタンクを外して取り付ける必要があります。業者に依頼しましょう。
4・レバーハンドル
水を流すときに操作し、フロートバルブとチェーンでつながっています。「レバーが水を流した状態のまま戻らなくなる」「チェーンが切れている」「レバーの根本が折れている」「レバーを止めている締め付けナットが緩んでいる」といったトラブルが想定されます。レバーが戻らなくなった原因は、レバーとフロートバルブをつなぐチェーンがオーバーフロー管に引っかかっているためです。
対処法
レバーハンドルが戻らなくなる原因は、レバーハンドルとフロートバルブをつなぐチェーンがオーバーフロー管に引っかかっているためで、からみを解消すれば直ります。また、ナットが緩んでいる場合は、タンクのフタを開けてナットを締めてください。本体が折れていたり、チェーンが切れているようなら部品交換で直ります。
まとめ:広島市南区|トイレ詰まり、トイレ水漏れ・4か所の原因と修理方法
トイレのつまりと水漏れの原因と修理を見てきましたが、「少量の水漏れなら放っておいても大丈夫かな」と思う人もいるかもしれませんが、間違いです。床に水がこぼれているケースは要注意で、こぼれた水がしみていき床を腐食させたり、集合住宅などでは下の階まで水が水漏れし、住民同士の争いに発展するケースもあります。症状がひどくならないためには早めにご相談ください。
※ 自分で修理ができる場合とできない場合を見極めましょう!
素人が触るとかえって悪化してしまう恐れもあるため、症状が悪くなる前にできるだけ早く、トイレの専門業者に電話で無料相談しましょう↓
参照:キッチン・台所の排水口つまり・水漏れ修理交換のサービスと料金
参照:トイレ・お風呂(浴室)・台所・キッチン・洗面所のリフォーム事例
点検・出張費・ご相談はすべて無料でサービスしています。水まわりのトラブルは予防できます!
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