トイレが急に詰まった!便器の中の汚水が流れない!
トイレがつまって水が流れない、便器の水が今にもあふれそう。おかしいな?と思って水を流し続けると、かえって水があふれ出してしまいます。
さらにこのまま水が便器からあふれ出してきたらどうしようという危機感も加わります。
もし、自宅のトイレが1つしかない場合、自然に直るのを待つなんて悠長なことをいっていられません。
そんなトイレのトラブル解消方法を解説します。
安芸郡海田町|トイレの詰まり・手洗い蛇口水漏れ、修理方法
- つまり応急処置
1・トイレタンクのレバーハンドルは押さない→押すと便器から水があふれます!
2・止水栓、メータボックス内の元栓バルブを閉めて止水する→家全体の水が止まります!
止水栓には「ハンドル式」と「ドライバー式」の2種類がありますが、いずれも時計まわり(右まわり)にまわすと水の流れを一時的に止めることができます。
止水栓を止める
つまっている状態を解消する前に、まずはトイレの元栓といわれる止水栓を止める必要があります。壁や床についているもので、止水栓を開けたままにしてつまりを取ろうとすると、水漏れしてしまう可能性があるのです。
2階以上の場所にトイレがある場合、水漏れが多いと下の階まで漏れてしまう可能性があります。集合住宅であれば下の階に住んでいる人にも被害がおよび、自分の部屋だけの問題では済まなくなってしまうのです。
水漏れによる他の階への被害を防ぐためにも、つまりを取る前には必ず止水栓を止めるようにすることが重要です。そして、水が流れないことを確認してから作業を行うようにしましょう。
水漏れしている場所の止水栓をピンポイントで閉めることで、他の蛇口は影響なく利用することが可能です。ほとんどの止水栓はハンドルを回す(ハンドル式)かマイナスドライバーを使って閉めることができます。
止水栓がなかったり一般の方には見つからなかったりする場合があります。水漏れがひどい場合は家の水道メーターの元栓を閉めます。
(お住まいによって様々ですので、場所をご確認ください。通常は、水道メーターの前後にバルブが設置されていますので、水道メーターの検針時にチェックしているところにあります。)
通常手で閉開できますが、普段使われない場合は固くなりやすいためペンチ等のお手持ちの工具を使用します。ご注意点として家全体の水の供給を一時的に止めることになるので、他の場所でも水が使えなくなってしまいます。
また、元栓を止めても元栓から下流にある配管の中にある水がなくなるまでは、水が漏れつづけますのでご注意が必要ですあくまで応急処置ですが、落ち着いて状況を確認するためにもいったん栓を閉めてしまうのが安全です。
マンション・アパートの止水栓を閉める場合
マンション、アパートなどは玄関などの横にスチール製の扉があり、これをパイプスペースと呼びます。その中に電気、ガス、水道の元栓(水道メータ)バルブが設置れています。
自己所有のマンションであれば玄関ドアの近くにあるPSボックスの扉を開けると、水道メーターの横にバルブハンドルが見つかります、バルブ止水栓となります。
自己所有でないマンションの場合は管理組合、管理事務所に連絡するほうがいいでしょう、一つ間違えればマンション全体の水が止まります。
アパートの場合、大家さんや不動産会社などにお問合せ下さい。
参考資料:止水栓や水道メータの位置と場所
床をビニールシートで覆う
洋式トイレのつまりを取る前にもう1つ準備しておくことがあります。それは、床をビニールシートで覆うことです。ラバーカップを使用すると吸引時などに水はねをする場合があります。
また、作業中に水漏れを起こすこともありえます。そうなった場合のことを考えてビニールシートで覆っておくと、床に汚水などの汚れがつくのを防ぐことができるのです。
ビニールシートであれば、汚水が付いたとしてもそのまま捨てることができます。ビニールシートがない場合は、新聞紙で代用することも可能です。
新聞紙には、ビニールシートのような防水性はありませんが、水分や汚れを吸い取ってくれるので、設置しておくと良いでしょう。
ラバーカップを使用する
下準備ができたら、ラバーカップでつまりを取ります。まず、便器に水が溜まっているかを確認しましょう。
ラバーカップは水の中で押すことで真空状態になり、引っ張る力でつまりを取り除きます。そのため、水が溜まっていないとカップ内が真空状態にならず、ラバーカップの効果を十分に発揮できないのです。
水が抜けているときは、バケツで便器の中に水を流すようにしましょう。ラバーカップが隠れるくらいの水を溜めたら、便器内にラバーカップをしっかり押し込み引っ張ります。
この作業を数回繰り返しましょう。
コポコポという音がして水が流れていったら、つまりが取れてきたサインです。洗浄ハンドルを回して、勢いよくしっかり水を流しても水位が正常であれば、つまりが取れたと思って良いでしょう。
しかし、水位が上がってくるようなら、まだつまっている状態です。再度ラバーカップを押し込んで引くという作業を繰り返します。
ラバーカップの使用後は、きちんと水洗いをして天日干しをしましょう。使ったままの状態でしまうと、悪臭がしたり虫がわいたりする可能性があります。
いざというときにすぐ使えるように、使用後の適切な保管も重要です。
ラバーカップで直らない場合
ラバーカップで直らない場合は床下の排水管、下水管、排水桝の詰まりを見てみましょう。
屋外の排水桝の蓋を開けてみればすぐにわかります、もし詰まっていれば電動トーラーや高圧洗浄機で直す作業になります、この作業は専門業者に依頼することになるでしょう。
※ 自分で修理ができる場合とできない場合を見極めましょう!
素人が触るとかえって悪化してしまう恐れもあるため、症状が悪くなる前にできるだけ早く、トイレの専門業者に電話で無料相談しましょう
安芸郡海田町・下水のつまり
トイレやキッチンなどの数に比例して、排水管も複数通っています。これらの排水管が合流し、一カ所にまとまる場所が「排水桝(排水マス)」です。排水桝は庭などに設置されていることが多く、ふたが地面に露出しているので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
古いタイプの排水桝はコンクリート製で、四角や丸い形のものがあります。新しいタイプの排水桝は、排水管と同じ塩化ビニルでできているものが増えています。
大きさは大小ありますが、設置されているものの多くは幅が15センチぐらいの丸い蓋になっています。
排水管(下水管)で詰まりが発生している場合、電動トーラーや高圧洗浄機を使用して管清掃を行えば解決することもありますが、勾配に問題がある場合や管が破損している場合には、排水管の交換が必要になる場合もあります。
排水桝の清掃
屋外の排水管や排水マスの掃除は、お客様ご自身で定期的に実施する必要があります。
排水マスは、排水口のつまりを防ぐために設置されているものですが、排水マスにはご家庭で発生した排水に付着している油分を含んだゴミが溜まります。
そのため、排水マスの掃除を怠ると排水管のつまりや悪臭が発生してしまいます。
安芸郡海田町・トイレのつまりを解消するのにやってはいけない方法
ラバーカップを使ってもつまっている状態が直らないときに、別の方法を試そうとする人も多いでしょう。しかし、間違った方法で解消しようとすると、便器を壊してしまう可能性もあるのです。
そうなると、便器を交換することになり修理費用で済むはずだったものが、便器そのものを購入することになり費用もかさんでしまいます。
ここでは、トイレのつまりを解消するためにやってはいけない方法を紹介します。
熱湯を流す
「便器に熱湯を流すとつまりが取れる」と、インターネットやメディアなどで紹介されているのを見たことがある人もいるでしょう。この方法は、トイレットペーパーが高い温度のお湯で溶けるという性質から考えられたものです。強力な薬剤の匂いや害が気になる人にとっては、熱湯を用意するだけでつまっている状態が解消されるなら試してみたくなるかもしれません。しかし、便器に熱湯を流すのは危険です。
便器は陶器でできているので高熱に弱く、熱湯を流すと便器にヒビが入る恐れがあります。ヒビが入るとそこから水漏れが起こるので、そのまま便器を使い続けることはできません。ヒビ割れた場合、便器ごと交換することになるので費用もかなりかかります。専門業者に修理を依頼したほうが安く済むケースがあるので、つまりを取るために熱湯を流すのはやめましょう。
便器を外してつまりを取る
なかなかつまった状態が解消されないと、便器を外してつまっているものを取り除こうと考えてしまう人もいるかもしれません。しかし、トイレづまりを解消するために自分で便器を外すと、取り返しのつかないことになる可能性があります。トイレの取り外しは手間と時間がかかるうえに、必ずしも自分で解消できるとは限りません。反対に、外したことで元に戻せなくなったり、壊してしまったりする場合もあるのです。
また、便器を外すと、便器内の汚れが床や体につくこともあります。トイレ中に汚れや悪臭が広がってしまうと掃除も大変です。なにより、衛生的にもよくないので、便器を外してつまりを取る方法はおすすめしません。便器を外さないと解消できないような場合には、専門業者に相談するようにしましょう。
強い薬剤を流す
トイレづまりを解消するために、強い薬剤を便器に流す方法もよくありません。強い薬剤は効き目が強い分、取り扱いに注意が必要です。万が一、皮膚についたりや目に入ってしまったりしたら非常に危険なのです。そして、強い薬剤は万能ではありません。つまりの原因となる異物の種類によっては効かない場合もあるのです。仮に、落としたものが小さなおもちゃだとしたら、薬剤ではつまりを取ることができません。尿石が原因である場合も、尿石除去剤でなければ除去できないのです。
薬剤を使用するのは、何が原因でつまっているかがわかっているときになります。つまったものがわからないのに強い薬剤を使うと、効果がないばかりか、便器を傷めてしまうこともあるのです。つまっている原因に合わせて、適切な処理を行うようにしましょう。
つまりを流水で流そうとする
「水圧や水流が弱くてつまっているなら、流し続けるとつまりが取れるのでは?」と考えて、流水で流そうとするのもいけません。つまっているということは水の出口が塞がっているということです。そんな状態で新たに洗浄ハンドルを回して流水を流すと、逆流して便器から水があふれてしまいます。トイレ中が汚水で水浸しになる可能性もあるのです。
そうならないためにも、ラバーカップでつまりを取ってから水を流すことが大切です。便器内の水位が下がっていても、いきなり水を流すのは危険です。つまっている状態が改善された気がしたら、バケツで少しずつ水を入れながら水位の様子を観察します。勢いよく水が流れる様子が確認できたら、洗浄ハンドルを回しても大丈夫でしょう。
酢と重曹を入れる
つまっている状態を解消するためにやってはいけないのが、酢と重曹を入れる方法です。キッチンの排水口などの掃除方法によく使われています。しかし、この方法をつまった便器に使用してしまうと、とんでもない事態を引き起こしてしまうことがあるのです。一般的に、酢と重曹を混ぜると炭酸ガスが発生して、そのガスが汚れを落としてくれます。この炭酸ガスはトイレットペーパーのつまりや尿石づまりに効果があるといわれています。しかし、つまったトイレにむやみに酢や重曹を入れると、炭酸ガスで水があふれ出してしまうことがあるのです。
キッチンの排水口はガスや水の出口があるので、水や炭酸ガスがあふれることはないでしょう。しかし、つまっているトイレには水や炭酸ガスの行き場がありません。よって、トイレ内を汚してしまう場合があるのです。また、酢と重曹を使う方法の難しいところは、使用する量の調節です。多すぎると水があふれ出してしまい、反対に少なすぎると効果がありません。つまり具合もケースによって異なるため、使用量の基準もなく、自分の感覚で行うしかないのです。
安芸郡海田町・トイレのつまりで業者への依頼が必要なケース
つまりが解消できなかったとき、どのタイミングで専門業者に依頼するべきか悩む人も多いでしょう。つまり解消のために専門業者に依頼すると、多少なりとも費用はかかってきます。
そのため、簡単につまっている状態を解消できるのであれば、自分で直せるに越したことはありません。しかし、なかにはやはり専門業者に依頼したほうがいい場合もあります。
ここでは、トイレの詰まりで業者に依頼する必要があるケースについて紹介していきます。
自分でつまりが直せなかった場合
トイレづまりで業者に依頼する必要があるケースはいくつかありますが、1つ目は自分でつまりが直せなかった場合です。
ラバーカップを使用してつまりを取る方法を紹介しましたが、この方法で直らない場合はトイレの故障や排水管がつまっている可能性があります。そのため、自分での解決は難しいのです。
タンク内のものを動かしたり無理やり自分で解消しようとしたりすると、トイレが壊れてしまう可能性もあります。排水管がつまっている場合も自分で解消するのは難しいので、専門業者に相談するようにしましょう。
また、何が原因でつまっているのかわからない場合や、原因が思いつかない場合も専門業者に依頼したほうが早く解決できます。
水に流れない物を落としていないのであれば、排水管の奥のほうがつまっているのかもしれません。何がつまっているのかがわからずに、自分でいろいろな方法を試しても効果的ではない可能性が高いのです。
「自分で直せない」「つまりの原因がわからない」という場合は、専門業者に依頼するようにしましょう。
放置してもつまりが解消しなかった場合
トイレづまりで業者に依頼する必要があるケースの2つ目は、放置しても解消しなかった場合です。
トイレットペーパーがつまっている場合など、つまっている物が水に溶けて数時間放置することで流れる場合もあります。しかし、1日経っても改善せず、自分で直せなかった場合は専門業者に依頼しましょう。
トイレづまりをそのまま放置し続けると、さらにひどくつまってしまう危険があります。そうなると、自分で対応するのはますます難しくなってしまいます。
なにより、自宅のトイレが長時間使えず、思うように用が足せないのは大きなストレスです。用を足すことができず、我慢を続けていると膀胱炎などになり、体に不調をきたすこともありえます。
また、つまっている状態を長時間放置することで水漏れを起こす場合もあります。トイレ内が汚れてしまう恐れがあるので、1日経過しても解消しないようであれば専門業者に依頼するようにしましょう。
業者に依頼する場合
トイレづまりを専門業者に依頼した場合は費用もかかりますが、なにより早くつまっている状態を解消することができます。
その費用は、出張費、技術料を合わせて10,500円〜11,000円(2017年8月時点)程度です。これは便器を外さずに作業をした場合です。つまりが解消せずに放置をしたことによって、床と便器の設置箇所から水が漏れてしまう場合もあります。
その場合の修理費用は、25,000円~35,000円程度です。もし、間違ったつまりの対処をして破損してしまった場合は、トイレ本体を購入することになり、修理費用以上にお金がかかります。
この費用を見比べてみても、つまった状態を解消するための費用は便器の修理費用に比べると安くなります。もし、つまった状態が解消できない場合は専門業者に早めに依頼をしましょう
安芸郡海田町・トイレのつまりを放置するリスク
自宅にトイレが2つある場合や、旅行や帰省をするタイミングだった場合、すぐにつまった状態を解消しなくてもそれほど困らないこともあります。
しかし、「修理をする時間もないし、そのうち直るだろう」と思ってその状態を放置すると、取り返しのつかない事態になるかもしれません。
ここでは、トイレづまりを放置してしまうとどのようなことが起きるのか、そのリスクについて説明します。
トイレの故障につながる
つまりを放置してしまうと、トイレそのものの故障にもつながります。便器内の水があふれてしまうと、便器の電気系統に水が触れ、故障する可能性があるのです。
また、ラバーカップがない場合やラバーカップでつまった状態が解消しない場合に、違う器具を無理やり押し込んでしまうのも危険です。
硬い器具などを使うと、便器を傷つけるだけではなく破損してしまう恐れがあるのです。故障してしまうとその分費用が発生してしまい、つまりの解消よりも結果的に修理費用が高くなってしまうこともあります。
故障してしまった場合は、専門業者に依頼しましょう。
自分で直せなくなる
つまりを放置すると、つまりがどんどんひどくなってしまう場合もあります。最初は水が流れにくいぐらいだったのが、そのまま使い続けることによってつまりの原因が蓄積され、完全につまってしまいます。
さらに放置すると、つまりは奥へとどんどん入り込んで悪化し、自分では対処しきれなくなってしまうのです。放置せずに、すぐにラバーカップでつまりの原因を取り除けば、つまった状態を解消できていたかもしれません。
また、ひどくなってから専門業者に依頼すると費用が高くなるケースもあります。自宅にあるラバーカップを使用すれば、修理費をかけずに自分で直せます。もしつまりの疑いがみられたら、深刻な状態になる前につまりを解消するようにしましょう。
逆流してしまう
つまりを放置することで、便器の中の水が逆流してしまうリスクもあります。逆流すると便器内の水や汚物があふれ出し、トイレが汚れてしまうため、掃除も大変です。
また、トイレの外に水が漏れ出すと非常に不衛生です。便器内の水は下水とつながっているので、あらゆる雑菌が一緒に漏れてしまいます。もし小さな子どもが汚水を触って、その手をなめてしまった場合、お腹を壊してしまったり病気になってしまったりする危険もあるのです。
そのため、つまっている状態をみつけたら放置せずに、すぐに対処することが大切です。軽度であれば、便器内の水が漏れるような事態にはなりません。まだつまりが軽いうちに、できるだけ衛生的に対処するように心がけましょう。
集合住宅で下の階に迷惑がかかる
集合住宅の場合にトイレがつまってしまうと、下の階に影響が出るケースがあります。集合住宅では各部屋でトイレの配管を共有しています。
そのため、自分の部屋のトイレがつまると、下の階にもつまったり流れが悪かったりなどの悪影響をおよぼす可能性があるのです。
また、つまりを放置することで水が逆流し、水漏れを起こすとさらに深刻な事態になります。トイレ内が水浸しになるだけではなく、水の量が多ければ、最悪の場合、下の階にまで水が漏れてしまうことも十分にありえるのです。
つまりは自分の部屋だけのトラブルと思いがちですが、集合住宅に住んでいる場合、自分1人の問題ではなくなってしまいます。ほかの部屋に迷惑をかけないためにも、つまりの疑いがみられたらすぐに対処することが重要です。
また、自分で対処できない場合は早めに専門業者に依頼をするほうがいいでしょう。そうすることで、他のトラブルへのリスクも減らすことができます。
安芸郡海田町・トイレのつまりを放置しても大丈夫なケースとは?
つまりを放置するとさまざまなリスクがあり、放置するとますますつまってしまい、直せなくなる場合があります。
その一方で、一定時間なら放置をしても問題ないケースもあるのです。ここでは、つまりを放置しても大丈夫なケースについて紹介します。
そして、どれくらいの時間であれば放置していいのか、その目安時間についても説明していきます。
放置しても大丈夫な物
放置しても大丈夫なケースとそうでないケースの分かれ道は、つまっている物の正体で決まります。放置しても大丈夫な物は、トイレットペーパーや水に流せると謳っているお掃除シートです。この2つは水溶性のため、数時間放置していれば自然とつまりが解消するケースも多いのです。
しかし、水に流れるはずのトイレットペーパーやお掃除シートも、一度に大量に流してしまうとつまってしまいます。また、女性が小便をしたときはトイレットペーパーを使うため、小洗浄ではなく大洗浄で流す必要があります。しかし、知らずに小洗浄で流してしまうと、トイレットペーパーを流すための水圧や水流が足りず、つまりを起こしてしまう場合もあるのです。
このような場合は、しばらく様子を見てつまりが取れるか試してみましょう。トイレットペーパーや水に流れるお掃除シートの場合は、時間が経つにつれて水に溶けて流れていくかもしません。ほかに、水に流れない物を落とした心当たりがない場合は、一度放置して様子をみてみるのもおすすめです。
放置時間の目安
「トイレットペーパーしか流していないはずなのに、待ってもつまりが解消しない」という場合は、ラバーカップで対処したほうがいいでしょう。
放置時間の目安は2〜3時間です。まずは2〜3時間待って、つまりが解消されるか様子をみてみましょう。もし待っていても解消しないようであれば、あと1時間程度待ってみます。それでも流れていかない場合は、ラバーカップでつまりを解消させましょう。
水に流れるものしか流していない場合も、長時間放置するのはやはり危険です。一定時間待ってもつまりが解消されない場合は、逆流や水漏れなどを起こす場合があります。取り返しのつかない事態になる前に、可能であればつまっているものをラバーカップで取り除いてしまいましょう。
安芸郡海田町・トイレのつまりを予防する方法
トイレがつまってしまうのは、できれば避けたいトラブルです。しかも、一度つまってしまうと解消するのに手間もかかります。
しかし、普段から正しくトイレを使用することで、つまってしまうリスクを減らすことができるのです。ここでは、つまりを予防する方法を紹介していきます。
取扱説明書をしっかり読んで正しく使う
つまりを防ぐには、トイレを正しく使用することが大切です。改めて取扱説明書をしっかりと読んでみましょう。
用を足したらレバーを回すだけでしょ?と思ってしまい、住まいが変わるたびにきちんと取扱説明書を読む人は少ないかもしれません。しかし、ここには正しい使い方が書いてあるので、その通りに使用する必要があります。つまってしまうのは、正しい使い方ができていないケースが多いのです。
取扱説明書には、便器に流してはいけないものや、つまってしまった場合の対処法などが記載されています。きちんと読んで正しい使い方をしましょう。
また、トイレは用を足すだけの場所なので、それ以外の用途では使用しないようにしなければいけません。たとえば、トイレ内で本を読んだりスマートフォンを見たりするのも、便器内に物を落としてしまう恐れがあります。基本的には、不要な物を持ち込まないようにしましょう。
子どもが遊ばないように工夫する
トイレの中で子どもが遊ばないように工夫するのも、つまりを起こさないために大切なことです。子どもがトイレで遊んでいると、おもちゃや鉛筆、クレヨンなどトイレットペーパー以外の物を落としてしまう可能性があります。
また、いくらしっかり清掃していても、子どもがトイレで遊ぶのは衛生的によくありません。傷に雑菌が入れば炎症を起こす場合もあるのです。
そして、小さい子どもが便器を覗き込んだら頭がはまってしまい、溺れてしまうという事故も起きています。
子どもの命を守るためにも、トイレは遊ぶ場所ではないことをしっかりと教えておく必要があります。
まだ言葉がわからないような赤ちゃんや小さい子どもがいる場合は、普段からトイレに鍵をかけておくのも有効的です。
トイレットペーパー以外は流さない
つまらせないためには、トイレットペーパー以外のものを水に流さないようにすることが重要です。お掃除シートは水に流れると書いてあっても、トイレットペーパーよりも厚手のため、流さないほうが無難です。
もし、お掃除シートを流したい場合は、1枚使ったら一度水を流すようにして、一気に複数枚のお掃除シートを流さないようにしましょう。
また、赤ちゃん用や介護用のおむつ、生理用ナプキンは、汚物や水分を外に通さない作りになっています。その機能上、おむつやナプキンは水に溶けないのです。
もし便器内に落としてしまったら、すぐに取り除くようにしましょう。特に、生理用ナプキンは強い粘着性があり、排水管などに張り付くと取り除くのが非常に厄介です。
水に流れないものは取り除き、誤って水で流してしまわないように注意しましょう。
トイレットペーパーを使いすぎない
トイレットペーパーを使いすぎないようにすることも、つまらせないために有効的な方法です。一度に大量のトイレットペーパーを流してしまうと、つまりを起こしてしまいます。
使用量の目安は、ゴルフボール7個分の大きさです。これ以上の量を一気に流してしまうとつまりやすくなってしまいます。用を足したときは、1回に使用するトイレットペーパーの量を調整するようにしましょう。拭き足りない場合は、一度水を流してから拭くようにすれば、つまってしまう心配もありません。
そして、トイレットペーパー選びにも注意点があります。インターネット通販などで安く海外製のトイレットペーパーが売られていますが、なかには水に溶けにくいものもあるので注意が必要です。薬局で販売されているような日本製のものであれば水に溶けるので問題ないでしょう。
安芸郡海田町|「トイレの手洗い」「蛇口の水漏れ」はどうやって修理する?
水漏れの原因は、ほとんどの場合パーツの「経年劣化」です。
水漏れ箇所が分かれば、どのパーツが傷んでいるかおおよその判断ができるため適切な修理方法を確認することができます。ここからは具体的な修理の手順をご紹介いたします。
水漏れ箇所を修理する
パイプの先から水漏れする場合、蛇口の中にあるコマパッキン(ケレップ)と呼ばれる部品が傷んでいます。ケレップは金属部とゴムパッキン部で構成されていますが、本体を丸ごと交換する方法と、パッキンだけを付け替える方法の両方があります。本体を「節水ケレップ」に付け替えると節水効果が見込めます。
まとめ:安芸郡海田町|トイレの詰まり・手洗い蛇口水漏れ、修理方法
突然トイレがつまってしまうと焦ってしまいます。しかし、慌ててつまりを解消しようとして間違った方法で行うと故障や破損、水漏れなどを起こしてしまうケースもあります。
つまってしまったら、まずは止水栓を止め、床にビニールシートを敷き、ラバーカップでつまりの原因を取り除くようにしましょう。正しい方法で対処すれば、トイレを傷つけることなく元に戻すことができます。
また、タンクレストイレでもつまりの解消方法は一緒です。同じように、ラバーカップでつまりを取ります。軽度のつまりの多くはこの方法で解消することができる可能性がありますが、自分で直せない場合は専門業者に依頼をするようにしましょう。
※ 自分で修理ができる場合とできない場合を見極めましょう!
素人が触るとかえって悪化してしまう恐れもあるため、症状が悪くなる前にできるだけ早く、トイレの専門業者に電話で無料相談しましょう↓
参照:水まわりのトラブル・詰まり・水漏れ修理のサービスと料金
参照:トイレ・お風呂(浴室)・台所・キッチン・洗面所のリフォーム事例
点検・出張費・ご相談はすべて無料でサービスしています。水まわりのトラブルは予防できます!
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