【広島市】洗面台「車いす対応洗面」洗面所をバリアフリーにする方法

広島市|洗面台「車いす対応洗面」 洗面所のトラブル

顔を洗ったり歯を磨くのに毎日使う洗面所は家の中で最もバリアフリー化すべき場所の一つです。今回は高齢者や車いす利用者に使いやすい洗面所にするためのアイデアをご紹介。

広島市|洗面台「車いす対応洗面」洗面所をバリアフリーにする方法

同じ車いす利用者でも、体格や身長によって使いやすい高さは違います。バリアフリー対応の洗面台を選ぶ際には使う人が実際に試してみて、使いやすい洗面台を選ぶようにしましょう。

バリアフリー対応の洗面台に交換

バリアフリー対応の洗面台に交換

洗面台をバリアフリー対応のものに交換するだけでも、使い勝手が劇的に良くなります。洗面台メーカーでは車いすに座ったままでも使える洗面台やかがむ動作が困難な高齢者におすすめの洗面台を開発しています。

通常の洗面台は洗面ボウルの下部分は扉が付いた収納になっていることがほとんどです。しかし車いすに座った状態では、ひざやすねなどの部分が扉にぶつかってしまい、使いやすい位置まで足を中に入れることができません。

バリアフリー対応の洗面台ではそうした足元部分の収納をなくし、座った状態でも足を奥に入れられるように設計されています。また洗面台の幅を広めにすることでゆったりと使え、水栓レバーまでの距離を手を伸ばして届きやすい位置に変えています。

足腰が弱くなった高齢者にとっては、洗面台の前で膝をかがめるという動作が辛い場合も。通常の洗面台は70~75㎝ほどの高さに設計されていますが、それよりも高めの洗面台を選ぶことで楽な姿勢で洗面台が使えます。

ただし車いすになった場合は逆に高すぎることになるため、使う人の状況に合わせた洗面台を選ぶことが重要になります。最近では高さを変えられるカウンタータイプの洗面台も登場していますので、後々のことを考えて初めからそのような洗面台にすることも一つの方法です。

洗面台の高さ以外にも付いていると便利な機能や設備があります。バリアフリー対応の洗面台を選ぶ際の参考にしてみましょう。

洗面台交換工事の費用相場・日数

洗面台をバリアフリー対応のものに交換する工事の費用相場は、洗面台のグレードや機能によって大きく変わってきます。オプションなどを追加していくと、相場よりもかなり高くなる場合がありますので、費用を抑えるには必要最低限の機能にすることが重要です。

洗面台本体の価格が15万~35万前後として、既存の洗面台撤去費用と設置費用で15万前後かかります。トータルでは30万~50万円ほどが相場となります。

洗面所をバリアフリーにする際の注意点とは

洗面所をバリアフリーにする費用が分かったところで、注意点やポイントをいくつかご紹介します。洗面所をより使いやすくするためのヒントとして、参考にしてください。

家族全員が使いやすい洗面所にする

高齢者や車いす利用者と一緒に暮らす家族が居る場合は、その家族全員が使いやすい洗面所にする必要があります。洗面所は誰もが毎日使う場所。洗面所の高さを自由に変えられるものに変える、邪魔にならず使いやすい場所に手すりを設置するなどの工夫が必要になります。

そのためにもバリアフリーリフォームの実績が豊富で、福祉住環境コーディネーターなどの専門家がいる業者にリフォームを依頼することをおすすめします。

収納スペースもしっかり確保する

洗面台を車いす対応のものに変えた場合、洗面ボウル下のスペースは収納として使えなくなってしまいます。そこでほかの場所に洗剤やシャンプーのストック場所を確保しましょう。

特に洗面所はストック品やタオル類、着替えなど思いのほか多くの収納スペースが必要になります。洗面台とは独立したキャビネットを脇に設置したり、造りつけの棚を上部に新設することで、収納スペースを増やしてみましょう。

また洗面台がマグネット式なら、マグネットで収納出来る小物入れを採用するのもいいアイデア。ホームセンターや家具店などをチェックして、洗面所収納を増やすように心がけてください。

座って着替えられるベンチも有効

洗面所にイスやベンチを置くだけでもバリアフリー化には有効です。洗面所は歯磨きや服の脱ぎ着など立ったままで行う動作が多い場所。足腰の弱ったお年寄りには疲れやすい場所でもあります。

そこで腰を下ろして歯磨きや服の着替えができるベンチチェストがおすすめです。その付近に手すりを設置すると、立ったり座ったりの動作がさらに楽になるでしょう。もちろん子供や大人が一休みする場所としても便利なので、洗面所スペースに余裕があるお宅ではベンチを置いてみてはいかがでしょうか。

まとめ:【広島市】洗面台「車いす対応洗面」洗面所をバリアフリーにする方法

洗面所のバリアフリーリフォームには介護保険や自治体の助成金、減税制度などが活用できます。ただし制度の種類によって対象となる工事が異なり、対象外の工事費用は助成されませんのでご注意ください。

高齢者や車いす利用者にとってだけでなく、同じ家に暮らす家族みんなが快適に使えるようにするには、洗面所の適切なバリアフリー工事が求められます。リフォームが成功するためにも、バリアフリーリフォームの経験や福祉の知識が豊富な業者に依頼しましょう。

トイレのつまり修理」・「トイレの水漏れ修理」・「蛇口の水漏れ修理」など気になるトラブルがある時や、水まわりのリフォームをご検討の際には、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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