陶器の割れやひびは補修できません。衛生陶器は、その物性上、金属・ガラス製品などの落下による衝撃や凍結等が原因で割れや、ひびが発生する場合があります。
物性上、補修用の接着剤やコーキング剤がありません。ひび割れした場合は、陶器内部に亀裂が入り込んでいる可能性があり、接着剤やコーキング剤でも進行を止めることが困難なためです。
ひび割れた陶器製洗面ボールの洗面台を取替え【広島県安芸郡海田町】
陶器の割れ、ひびが発生した場合は、端面を触らないようにし、早めの交換をお願いします。
破損が起きた場合、割れ方(割れた端面)によっては、鋭利であり、割れた端面に触れた場合に怪我をするおそれがあります。
洗面台のボウル(洗面器)が割れる原因
下記の原因が考えられます。
硬いものを落とした・ぶつけた
最も多い原因は、強い衝撃によるものです。化粧品類のガラス瓶やドライヤーなどを落とすと、表面にヒビ割れが生じる場合があります。
ヒートショック割れ
洗面ボウルにいきなり熱いお湯を注ぐと、急激に膨張し、ボウルが割れる場合があります。冬場にボウルが冷えきっているときに起こりやすいです。
適温のお湯を注いでください。
熱湯を注ぐときは、最初に少し水を溜めてから注いでください。
洗面器内に物を落としたときにヒビ割れに気が付かず、後日割れ部に汚れが入り、気が付く場合が多くあります。定期的に点検をしてください。
洗面台の交換にかかる費用はどれくらいか
洗面台の交換にかかる総費用は、およそ20万円といわれています。これには、本体台に加え取り換え工事費、廃棄費用、消費税が含まれています。それぞれの詳細をご紹介いたします。【洗面台の価格】モデル、サイズ、給排水が壁か床か、などから大きく上下します。例えば、化粧鏡が別売りのシンプルなモデルはおよそ2万円、鏡なども備えた基本的なモデルはおよそ7万円ほどです。
6面鏡や収納スペース、デザインなどとことんこだわったモデルともなると、約50万円を超えることがあります。【交換工事にかかる費用】全体を取り換える工事費用は約3~5万円が相場といわれています。洗面台の一部分であれば、もっと抑えられるようです。古い洗面台の引き取り費用は工事費用に含まれることがほとんどです。
【壁紙や床の交換も含めるともっと高くなります】洗面台本体のリフォームに併せ、壁紙や床の交換も同時に受け持つ業者もあるようです。やはり水まわりなので、洗面台を外したらカビだらけだった、ということもあります。予算に余裕があれば、壁紙や床も交換してしまいましょう。
まとめ:洗面台を交換する際に注意しておきたいポイント
設置などの作業に慣れている方は、ホームセンターや通販で洗面台を購入、自分で交換を行うこともあるでしょう。ですが、リフォーム業者に頼んだ方が古い洗面台の引き取りなども行ってくれるため、処分の手間もかからず設置も確実に行ってくれます。
個人での交換はリーズナブルに済ますことができますが、業者ですと手軽さや水漏れなどの心配はぐっと減ります。
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