【広島市】トイレ詰まりの症状は?3つの原因と自分でできる修理方法

広島市|トイレ詰まりの症状は? トイレのトラブル

トイレが詰まるのは何が原因?(汚物・異物・下水)

トイレを流したら詰まって流れなくなった!トイレが詰まったら続けてレバーを押して流すのは危険です。高い確率でトイレの水はあふれます。1回流して詰まった場合でも、便器のギリギリであふれずに水は止まります。トイレが詰まった時は、2回水を流さないようにしましょう。まずはトイレ壁か床にある止水栓(水を止めたり、水勢を調整するための栓)を閉めましょう。

トイレつまり。蛇口の水漏れは無料電話相談サービス。
水を止める方法・トイレ・洗面・台所(キッチン)・風呂
各止水栓・元栓(水道メーター)は水漏れの応急処置として水を止めたりすることができます。しかし、普段は使わないものなので、いざ探してみてもどこにあるのかわからないことがあります。そこで今回は各水道設備の止水栓・水道元栓(水道メーター)バルブの場所を見ていただきます。

広島市|トイレ詰まりの症状は?3つの原因と自分でできる修理方法

トイレ詰まりの症状は?3つの原因と自分でできる修理方法・広島市

トイレのつまりに対処するときは、何が原因(汚物・異物・下水)でつまってしまったのかを把握することは大事です、原因を把握することは予防にもつながります。

トイレがつまってしまうのには、さまざまな原因が考えられます。その原因がわかれば、つまりのリスクも格段に下げられるのです。小洗浄で大便を流すとつまりの原因になります。また、小便でもトイレットペーパーを使った場合は大洗浄を使いましょう。節水のために、ロータンク内にビンやペットボトルを入れるものよくありません。ここでは、日常生活でついやってしまいがちな、つまりの原因について紹介していきます。トイレを使用するとき、間違った使用方法をしていないかチェックしてみましょう。

トイレ詰まり5つの原因

大量のトイレットペーパーや便・ティッシュペーパーやおしり拭き
生理用ナプキンやおむつ・ペットシートや大量の猫砂
ポケットに入っていた携帯電話や財布・子供のおもちゃや消臭剤のふた

1. 大量のトイレットペーパーや便・ティッシュペーパーやおしり拭き

2. 生理用ナプキンやおむつ・ペットシートや大量の猫砂

3. ポケットに入っていた携帯電話や財布・子供のおもちゃや消臭剤のふた

4. トイレタンクにペットボトル

5. 屋外の下水管・排水桝

水に溶けにくいものを流した

トイレは、汚物やトイレットペーパーを水に溶かすことで下水道へ押し出し、洗浄ができます。そのため、水に溶けにくいものや固形物を流してしまうとつまりの原因になるのです。つまりを起こしやすい物として、大量のトイレットペーパーやトイレクリーナーがあります。水に溶けやすい性質のものでも、量が多いとつまってしまうのです。他に、おむつやナプキン、ペットシーツなども水に溶けないので流してはいけません。

また、ポケットにハンカチやスマートフォンを入れ、滑り落ちてしまう状態も大変危険です。用を足すのに不要なものや落ちやすいものは、極力トイレ内に持ち込まないようにしましょう。気がつかないうちに、子どもがおもちゃを便器の中に落としてしまう場合もあります。そして、食べ残しをトイレに流すのも、つまりを引き起こす原因です。水に溶けにくいものを流さないように注意すれば、それだけつまるリスクも減らせます。トイレには小便、大便、トイレットペーパー以外のものは流さないようにしましょう。

水流の圧力が不足している

つまってしまう原因として、水流の圧力が不足していることもあります。洗浄するときには、レバーを回すことで一定の圧力の水が流れます。それによって、便器から汚物などを押し流すことができるのです。したがって、水流の圧力が不足していると汚物が配管に溜まり、つまりを引き起こしてしまいます。水流が弱くなる原因としてあげられるのが、タンク内の部品の故障です。部品の故障により正常な量の水をタンク内に溜めることができず、水流が弱くなるケースがあります。

そして、止水栓がしっかり開いていない場合も水流が弱くなります。普段トイレを使用しているなかで、止水栓の開け閉めをすることはあまりないかもしれません。しかし、水流の圧力不足が気になる場合は、きちんと開いているか確認するようにしましょう。

大便を小洗浄で流した

節水になるのではないかと思い、大便を小洗浄で流してしまう人もいるでしょう。しかし、この行為がつまりの原因となる場合があるので注意が必要です。小洗浄や大洗浄は流す汚物の種類によって水流などを設計しています。そのため、小洗浄で大便や大量のトイレットペーパーを流してしまうとつまってしまうのです。洗浄ハンドルが1つしかない場合は、大便の場合も小便の場合も同じように使用できます。しかし、洗浄ハンドルの奥と手前で小洗浄と大洗浄が別れている場合は、それぞれをしっかり使い分けるようにしましょう。

食品を流した

食べ残したものをトイレに流すのも、つまりの原因になります。人間は食べ物を胃で消化し、不必要なものを大便や小便として外に出します。「大便が流れるくらいなら、その元となる小さくカットした肉や野菜なら流れるのではないか」と考えて流してしまう人もいるかもしれません。しかし、細かいからといって食品を流し続けると、流れなかったものが少しずつ蓄積していきます。もともとつまり気味だったところに、水に溶けないものを流すとつまりの原因になってしまうのです。

また、体調不良や二日酔いなどで嘔吐した場合、吐いたものによってはつまってしまうケースもあります。食品が原型を留めているような嘔吐をした場合には、早めに取り除くことが大切です。トイレは、大便と小便を流すために設計されています。小さいものだからといって食品を流すのは、つまりの原因になるのでやめるようにしましょう。

トイレタンクのなかにペットボトルがある

タンクのなかに異物を入れることもつまりの原因となります。節水のために、タンク内に水の入ったペットボトルやビン、レンガなどを入れる人がいます。こうすることで、タンク内の水位が上がり、洗浄ハンドルを回したときに流れる水の量が少なくなるのです。しかし、水の量が少なると水流や水圧も弱くなり、汚物が流せなくなってしまう可能性があります。見た目ではきちんと流れていても、水の量が少ないために奥のほうでは汚物が残った状態になります。この状態をずっと続けていくことで汚物が排水管を徐々に塞いでいき、結果的につまりにつながってしまうのです。

また、タンク内に異物を入れるとタンクの故障を引き起こします。ペットボトルなどを固定できるスペースはないので、時間の経過とともに移動していき、中の部品に引っかかってしまうのです。タンクが故障すると、汚物は流せなくなるのでつまってしまいます。そして、タンク内の故障は自分で直すことができません。そのため、専門業者に依頼することになるのです。節水のつもりで入れたのに、高額な修理費用を払うことになってしまうケースも少なくありません。修理には手間とお金がかかるので、タンク内には何も入れないようにしましょう。

屋外の下水管・排水桝のつまり

下水が詰まって排水桝から水があふれている、家の中には、トイレ・キッチン・洗面所・風呂などの数に比例して、排水管も複数通っています。
下水管・排水桝

トイレの水がなかなか流れていかない、水が流れるときにボコボコと音がする、悪臭がするなどの異常が見られたら、もしかしたら排水のどこかに詰まりが生じているかもしれません。そのような状態を放置したままにしておくと、汚物が流れない、汚水が便器から溢れ出てしまうといった事態に見舞われる恐れがあります。軽微な詰まりは自分でも簡単に直すことができますが、年数が経過したものほど、改善が難しい場合も少なくありません。

下水が詰まって排水桝から水があふれている、家の中には、トイレ・キッチン・洗面所・風呂などの数に比例して、排水管も複数通っています。これらの排水管が合流し、一カ所にまとまる場所が「排水桝(排水マス)」です。排水桝は庭などに設置されていることが多く、ふたが地面に露出しているので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

古いタイプの排水桝はコンクリート製で、四角や丸い形のものがあります。新しいタイプの排水桝は、排水管と同じ塩化ビニルでできているものが増えています。大きさは大小ありますが、設置されているものの多くは幅が15センチぐらいの丸い蓋になっています。排水管(下水管)で詰まりが発生している場合、電動トーラーや高圧洗浄機を使用して管清掃を行えば解決することもありますが、勾配に問題がある場合や管が破損している場合には、排水管の交換が必要になる場合もあります。

下水の詰まりは高圧洗浄で解消
排水管、下水管のつまりを直す機器

トイレの排水管に汚れがたまっている場合、トーラーや高圧洗浄で管内をきれいにすることで詰まりを解消できます。携帯電話など大きく流すことのできないものの多くは配管より手前で詰まっていますので、便器を取り外して異物を取り除きます。

詰まりが発生したとき、軽度の詰まりであればラバーカップで詰まりを解消し、便器に異物を落とした場合は専門業者に依頼して便器の取り外しで詰まりを解消します。

しかし、それでも解決しない場合は、便器内ではなく更にその先の、排水管(下水管)で詰まりが発生している可能性があります。

排水桝の清掃とメンテナンス

排水マスは、排水口のつまりを防ぐために設置されているものですが、排水マスにはご家庭で発生した排水に付着している油分を含んだゴミが溜まります。

屋外の排水管や排水マスの掃除は、お客様ご自身で定期的に実施する必要があります。

排水マスは、排水口のつまりを防ぐために設置されているものですが、排水マスにはご家庭で発生した排水に付着している油分を含んだゴミが溜まります。

そのため、排水マスの掃除を怠ると排水管のつまりや悪臭が発生してしまいます。

トイレが詰まった時は、水をとめる!あふれの予防

トイレ便器のつまり逆流・あふれ

トイレを流したら詰まって流れなくなった!トイレが詰まったら続けてレバーを押して流すのは危険です。高い確率でトイレの水はあふれます。

まずは止水栓で水を止めましょう!

水を止める方法・トイレ・洗面・台所(キッチン)・風呂
各止水栓・元栓(水道メーター)は水漏れの応急処置として水を止めたりすることができます。しかし、普段は使わないものなので、いざ探してみてもどこにあるのかわからないことがあります。そこで今回は各水道設備の止水栓・水道元栓(水道メーター)バルブの場所を見ていただきます。

まずはトイレの止水栓を閉める

トイレの給水止水栓
マイナスドライバーで止水栓を閉める

止水栓は水漏れの応急処置として水を止めたりすることができます。しかし、普段は使わないものなので、いざ探してみてもどこにあるのかわからないことがあります。

トイレの止水栓の場所は、床か壁の仕上げ面付近(給水管接続口付近)に設置されています。

止水栓が固くて回らない場合は、無理をせずに家全体の水道元栓(水道メータ)を閉めます。

注意:無理に回そうとすると、管をこわし、水漏れによる居宅への被害が発生する可能性があります。

家中の水を止める 一戸建て住宅

水を止める方法

家の駐車場、玄関横あたりにある量水器(水道メーター)と書かれたボックスがあります。この中のバルブかコックを閉めると家全体の水を止めることができます。止水栓のバルブかコックを右に回すと閉まります。普通は手で閉開できますが、硬くなってる場合はクレ55などの潤滑剤を試してください。

アパート・マンションなどの場合

トイレの水漏れ止水、パイプスペース。
水道メーター止水バルブ

マンション、アパートなどは玄関などの横にスチール製の扉があり、これをパイプスペースと呼びます。その中に電気、ガス、水道の元栓(水道メーター)バルブが設置れています。

自己所有のマンションであれば玄関ドアの近くにあるPSボックスの扉を開けると、水道メーターの横にバルブハンドルが見つかります、バルブ止水栓となります。

自己所有でないマンションの場合は管理組合、管理事務所に連絡するほうがいいでしょう、一つ間違えればマンション全体の水が止まります。

アパートの場合、大家さんや不動産会社などにお問合せ下さい。

トイレつまり自分でできる修理方法

【ラバーカップ】トイレつまりを解消

スッポンとも呼ばれるラバーカップを使って、つまりを解消する方法便器にカップを密着させて押したり引いたりします。トイレットペーパーか汚物の詰まりはこれで直ります。便器に水が半分くらいある状態で繰り返し作業しましょう。

ラバーカップの使用上の注意

ラバーカップは必要になってから初めて購入する場合も多く、和式用と洋式用があることを知らない人もいるでしょう。和式用と洋式用には形状に大きな違いがあるのです。和式用のラバーカップにはプラスチックの柄の先にゴムのカップがついています。対して、洋式用ではゴムカップ内にさらにゴムの筒がついています。これは、洋式便器の細い排水口にラバーカップが入るようにするためです。そうすることで、つまりを取りやすくしています。

ラバーカップを使用するときには、和式トイレには和式用、洋式トイレには洋式用をきちんと使い分けることが大切です。洋式トイレに和式用のラバーカップを使用するとカップの中に筒がないので、洋式便器内の小さな排水口にラバーカップが入りません。ラバーカップはしっかり押し込んでカップ内を真空にし、強く引っ張ることが重要です。そのため、洋式便器に和式用ラバーカップを使うのは効果的ではないのです。

ラバーカップの使い方 | 株式会社テラモト

トイレの中の養生をしておく

ラバーカップを使用した際、便器内の汚水がはねて床を汚してしまうことがあります。作業前には、新聞紙やビニールシートなどで便器まわりを覆っておくことをおすすめします。

ラバーカップでつまりを直す

ラバーカップで詰まり解消

準備が済んだら、ラバーカップでつまりを取り除く作業をおこないます。ラバーカップは、カップの部分を便器内の排水口に押し当て、カップ内を真空状態にしてから引っ張ることで、つまりを取り除く仕組みとなっています。カップは水中で押さなければ真空状態にならないため、便器内の水が少なくなっていたら、カップが完全につかるまで水を足してから作業を始めましょう。

「排水口にカップを押し当て、真空状態にしてから引っ張る」作業を数回繰り返します。よほどのケースでない限り、これを繰り返すうちにコポコポッという音とともに水が流れるようになります。

水に流せるものが詰まった場合はラバーカップでなおります。ラバーカップの使用後は、きちんと水洗いをして天日干しをしましょう。使ったままの状態でしまうと、悪臭がしたり虫がわいたりする可能性があります。いざというときにすぐ使えるように、使用後の適切な保管も重要です。

ラバーカップで直らない場合は専門業者に依頼する

インターネットなどではラバーカップ以外の方法(薬品など使う方法)も紹介されています。しかし、やり方次第では状況を悪化させたり便器を傷つけたりして、取り返しのつかない事態となるおそれがあるのでご注意ください。たとえば「熱湯を流す」方法には、高熱に弱い陶器(便器)を破損させるリスクがあります。また、つまったものを取り出すために便器を外した場合は、元に戻せなくなったり、便器内の汚れや悪臭がトイレ全体に広がったりする心配もあります。

トイレつまり。蛇口の水漏れは無料電話相談サービス。

ラバーカップを試してもつまりが解消されないときや、水に溶けない異物を奥につまらせた場合などは、便器の取り外しが必要になります、それ以上無理せずに専門業者に任せしましょう。

トイレつまりを解消するのにやってはいけない5つの方法

ラバーカップを使ってもつまっている状態が直らないときに、別の方法を試そうとする人も多いでしょう。しかし、間違った方法で解消しようとすると、便器を壊してしまう可能性もあるのです。そうなると、便器を交換することになり修理費用で済むはずだったものが、便器そのものを購入することになり費用もかさんでしまいます。ここでは、トイレのつまりを解消するためにやってはいけない方法を紹介します。

1. 熱湯を流す

「便器に熱湯を流すとつまりが取れる」と、インターネットやメディアなどで紹介されているのを見たことがある人もいるでしょう。この方法は、トイレットペーパーが高い温度のお湯で溶けるという性質から考えられたものです。強力な薬剤の匂いや害が気になる人にとっては、熱湯を用意するだけでつまっている状態が解消されるなら試してみたくなるかもしれません。しかし、便器に熱湯を流すのは危険です。

便器は陶器でできているので高熱に弱く、熱湯を流すと便器にヒビが入る恐れがあります。ヒビが入るとそこから水漏れが起こるので、そのまま便器を使い続けることはできません。ヒビ割れた場合、便器ごと交換することになるので費用もかなりかかります。専門業者に修理を依頼したほうが安く済むケースがあるので、つまりを取るために熱湯を流すのはやめましょう。

2. 便器を外してつまりを取る

なかなかつまった状態が解消されないと、便器を外してつまっているものを取り除こうと考えてしまう人もいるかもしれません。しかし、トイレづまりを解消するために自分で便器を外すと、取り返しのつかないことになる可能性があります。トイレの取り外しは手間と時間がかかるうえに、必ずしも自分で解消できるとは限りません。反対に、外したことで元に戻せなくなったり、壊してしまったりする場合もあるのです。

また、便器を外すと、便器内の汚れが床や体につくこともあります。トイレ中に汚れや悪臭が広がってしまうと掃除も大変です。なにより、衛生的にもよくないので、便器を外してつまりを取る方法はおすすめしません。便器を外さないと解消できないような場合には、専門業者に相談するようにしましょう。

3. 強い薬剤を流す

トイレづまりを解消するために、強い薬剤を便器に流す方法もよくありません。強い薬剤は効き目が強い分、取り扱いに注意が必要です。万が一、皮膚についたりや目に入ってしまったりしたら非常に危険なのです。そして、強い薬剤は万能ではありません。つまりの原因となる異物の種類によっては効かない場合もあるのです。仮に、落としたものが小さなおもちゃだとしたら、薬剤ではつまりを取ることができません。尿石が原因である場合も、尿石除去剤でなければ除去できないのです。

薬剤を使用するのは、何が原因でつまっているかがわかっているときになります。つまったものがわからないのに強い薬剤を使うと、効果がないばかりか、便器を傷めてしまうこともあるのです。つまっている原因に合わせて、適切な処理を行うようにしましょう。

4. つまりを水で流そうとする

「水圧や水流が弱くてつまっているなら、流し続けるとつまりが取れるのでは?」と考えて、流水で流そうとするのもいけません。つまっているということは水の出口が塞がっているということです。そんな状態で新たに洗浄ハンドルを回して流水を流すと、逆流して便器から水があふれてしまいます。トイレ中が汚水で水浸しになる可能性もあるのです。

そうならないためにも、ラバーカップでつまりを取ってから水を流すことが大切です。便器内の水位が下がっていても、いきなり水を流すのは危険です。つまっている状態が改善された気がしたら、バケツで少しずつ水を入れながら水位の様子を観察します。勢いよく水が流れる様子が確認できたら、洗浄ハンドルを回しても大丈夫でしょう。

5. 酢と重曹を入れる

つまっている状態を解消するためにやってはいけないのが、酢と重曹を入れる方法です。キッチンの排水口などの掃除方法によく使われています。しかし、この方法をつまった便器に使用してしまうと、とんでもない事態を引き起こしてしまうことがあるのです。一般的に、酢と重曹を混ぜると炭酸ガスが発生して、そのガスが汚れを落としてくれます。この炭酸ガスはトイレットペーパーのつまりや尿石づまりに効果があるといわれています。しかし、つまったトイレにむやみに酢や重曹を入れると、炭酸ガスで水があふれ出してしまうことがあるのです。

トイレつまりを予防する4つの方法

トイレが詰まってしまうのは、できれば避けたいトラブルです。しかも、一度つまってしまうと解消するのに手間もかかります。しかし、普段から正しくトイレを使用することで、つまってしまうリスクを減らすことができるのです。ここでは、つまりを予防する方法を紹介していきます。

1. 便器の取扱説明書をしっかり読んで正しく使う

トイレつまりを防ぐには、トイレを正しく使用することが大切です。改めて取扱説明書をしっかりと読んでみましょう。「用を足したらレバーを回すだけでしょ?」と思ってしまい、住まいが変わるたびにきちんと取扱説明書を読む人は少ないかもしれません。しかし、ここには正しい使い方が書いてあるので、その通りに使用する必要があります。つまってしまうのは、正しい使い方ができていないケースが多いのです。

取扱説明書には、便器に流してはいけないものや、つまってしまった場合の対処法などが記載されています。きちんと読んで正しい使い方をしましょう。また、トイレは用を足すだけの場所なので、それ以外の用途では使用しないようにしなければいけません。たとえば、トイレ内で本を読んだりスマートフォンを見たりするのも、便器内に物を落としてしまう恐れがあります。基本的には、不要な物を持ち込まないようにしましょう。

2. 子どもがトイレで遊ばないように工夫する

トイレの中で子どもが遊ばないように工夫するのも、つまりを起こさないために大切なことです。子どもがトイレで遊んでいると、おもちゃや鉛筆、クレヨンなどトイレットペーパー以外の物を落としてしまう可能性があります。また、いくらしっかり清掃していても、子どもがトイレで遊ぶのは衛生的によくありません。傷に雑菌が入れば炎症を起こす場合もあるのです。

そして、小さい子どもが便器を覗き込んだら頭がはまってしまい、溺れてしまうという事故も起きています。子どもの命を守るためにも、トイレは遊ぶ場所ではないことをしっかりと教えておく必要があります。まだ言葉がわからないような赤ちゃんや小さい子どもがいる場合は、普段からトイレに鍵をかけておくのも有効的です。

3. トイレットペーパー以外は流さない!

トイレをつまらせないためには、トイレットペーパー以外のものを水に流さないようにすることが重要です。お掃除シートは水に流れると書いてあっても、トイレットペーパーよりも厚手のため、流さないほうが無難です。もし、お掃除シートを流したい場合は、1枚使ったら一度水を流すようにして、一気に複数枚のお掃除シートを流さないようにしましょう。

また、赤ちゃん用や介護用のおむつ、生理用ナプキンは、汚物や水分を外に通さない作りになっています。その機能上、おむつやナプキンは水に溶けないのです。もし便器内に落としてしまったら、すぐに取り除くようにしましょう。特に、生理用ナプキンは強い粘着性があり、排水管などに張り付くと取り除くのが非常に厄介です。水に流れないものは取り除き、誤って水で流してしまわないように注意しましょう。

4. トイレットペーパーを使いすぎない!

トイレットペーパーを使いすぎないようにすることも、つまらせないために有効的な方法です。一度に大量のトイレットペーパーを流してしまうと、つまりを起こしてしまいます。使用量の目安は、ゴルフボール7個分の大きさです。これ以上の量を一気に流してしまうとつまりやすくなってしまいます。用を足したときは、1回に使用するトイレットペーパーの量を調整するようにしましょう。拭き足りない場合は、一度水を流してから拭くようにすれば、つまってしまう心配もありません。

そして、トイレットペーパー選びにも注意点があります。インターネット通販などで安く海外製のトイレットペーパーが売られていますが、なかには水に溶けにくいものもあるので注意が必要です。薬局で販売されているような日本製のものであれば水に溶けるので問題ないでしょう。

まとめ:広島市|トイレ詰まりの症状は?

突然トイレがつまってしまうと焦ってしまいます。しかし、慌ててつまりを解消しようとして間違った方法で行うと故障や破損、水漏れなどを起こしてしまうケースもあります。つまってしまったら、まずは止水栓を止め、床にビニールシートを敷き、ラバーカップでつまりの原因を取り除くようにしましょう。正しい方法で対処すれば、トイレを傷つけることなく元に戻すことができます。また、タンクレストイレでもつまりの解消方法は一緒です。同じように、ラバーカップでつまりを取ります。軽度のつまりの多くはこの方法で解消することができる可能性がありますが、自分で直せない場合は専門業者に依頼をするようにしましょう。

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