「お風呂の蛇口」からのチョロチョロ水漏れ、水漏れ箇所によっては自分で直せるんです!ここでは水漏れ原因や自分でもできる修理方法を解説。
- 【広島市南区】風呂(浴室)の蛇口が水漏れ・自分でできる「水漏れ修理」
- 壁付サーモスタット混合栓のトラブル解決
- まとめ:「広島市南区 」風呂(浴室)の蛇口が水漏れ
【広島市南区】風呂(浴室)の蛇口が水漏れ・自分でできる「水漏れ修理」
お風呂の蛇口から水漏れが起こった時に、自分でできる修理方法をご紹介します。蛇口の種類や水漏れが起こっている箇所ごとの修理方法を写真で詳しく解説しています。
壁付サーモスタット混合栓のトラブル解決
壁に直接取り付けてあるタイプの水栓です。給水管が壁に付いていて、直接水栓につながっています。
バス・トイレ別の場合は洗い場、ユニットバスの場合は浴槽近くに設置されていることが多いです。
① ぬるいお湯しか出ない 温度調節が出来ない
ぬるいお湯しか出ない・温度調節ができない場合の解決方法です。手順に沿って作業を実施してください。
サーモスタット混合水栓の仕組みをご存知ですか?
サーモスタット混合水栓は湯と水を混合して、吐水温度を調整しています。
このため、給湯機で設定している温度より、吐水温度が低くなります。
温度調整ハンドルをお湯側に回しても熱くなりませんか?
温度を上げようと温度調節ハンドルを回しても、目盛り“40”を超えた付近で安全ボタンによりロックされるため、これより高温の湯を出したい時は、安全ボタンを押しながら回す必要があります。
安全ボタンを押して高温を使用された場合は、 ハンドルを必ず目盛り“40”以下に戻しておいてください。
給湯機の温度を上げて(50~60°に設定して)も改善しませんか?
給湯機の設定温度は希望の吐水温度より高めに設定してください。
快適な吐水温度を確保するために50~60℃設定をおすすめします。
温度調整ハンドルを設定します
1. 切替(開閉)ハンドルを上いっぱいに回す。シャワーから水が出ます。
バス水栓の場合は開閉ハンドルを下いっぱいに回してください。スパウトから水が出ます。
2. 温度調節ハンドルを目盛りに関係なく適温(約40℃)の湯が出る位置まで回す。
3. 温度調節ハンドルを外す。温度調節ハンドルが回らないように注意してキャップ・小ねじを外してハンドルを抜き取ってください。
4. 温度調節ハンドルを取り付ける。目盛り“40”の文字とポイントをあわせて温度調節ハンドルをはめ込み、小ねじで固定してキャップを取り付けてください。
5. 固定後に適温(約40℃)の湯が出ているか確認する。
湯側の止水栓は十分に空いていますか?
1. 温度調節ハンドルをボタンを押しながら湯側いっぱいに回し流量が15L/分程度(洗面器一杯にするのに約15秒弱)になるよう湯側止水栓で流量を調節する。
湯側の流量調節をする時は、やけどに十分に注意してください。
② 温度調節ハンドルをH(湯)側いっぱいに回しても高い温度が出ない
温度調節ハンドルをH(湯)側いっぱいに回しても高い温度が出ない場合の解決方法です。
手順に沿って、確認・作業を実施してください。
お使いの商品が高温規制対象品ではないかをご確認下さい。
間違って押しボタンに触れた時に、熱い湯が出て火傷等しないよう高温規制をしている商品がございます。お使いの商品がタッチボタンタイプの水栓、もしくはシャワー専用タイプの水栓である場合、安全のため、温度調節ハンドルを湯側いっぱいに回しても約45℃までしか出ない構造になっています。故障ではありません。
温度調節ハンドルをお湯側に回しても熱くなりませんか?
温度を上げようと温度調節ハンドルを回しても、目盛り“40”を超えた付近で安全ボタンによりロックされるため、これより高温の湯を出したい時は、安全ボタンを押しながら回す必要があります。
給湯器の温度を確認します
サーモスタット混合栓は給湯機で設定された温度よりぬるめのお湯が出ます。
快適にお使いいただくために、給湯機の設定温度は50~60℃の範囲内での設定をおすすめします。
③ 出し始めがぬるい・お湯になるまでに時間がかかる
出し始めがぬるい・お湯になるまでに時間がかかる場合の解決方法です。手順に沿って、確認・作業を実施してください。
以前ご使用していた水栓金具と比較してのご指摘ではありませんか?
近年の水栓金具は、普段のご使用で節水ができるように、以前の水栓金具と比べて少なめの吐水量に設定されています。そのため、以前の水栓金具に比べて、若干、お湯になるまでの時間はかかりますが、j蛇口の不具合ではありません。
しばらくお湯を出し続けても安定しないか確認します
給湯機との配管距離が長い場合、お湯が出てくるまでに時間がかかります。また、一度お湯を出すのを止めると配管内でお湯が冷めます。よって温度が安定するまでお湯をしばらく流してから使用してください。
給湯器の温度を上げて(50~60℃に設定して)も改善しませんか?
給湯機の設定温度は希望の吐水温度より高めに設定してください。快適な吐水温度を確保するために50~60℃設定をおすすめします。
給湯機の工事や近所で水道工事などが行われている場合、下記を確認して下さい。
1.給湯機や水道工事によるごみがフィルターに詰まり、給水、給湯の流量が不足している場合があります。
フィルターの掃除をしてください。
1. マイナスドライバーで湯側・水側の止水栓を閉める。
2. モンキーレンチを使用して、ふたをゆるめてフィルターを取り外す。
※フィルターは、湯側・水側の2か所あります。
※湯側取付脚が熱くないことを確認してください。
3. フィルターに詰まったごみや汚れを歯ブラシなどで取り除く。
4. フィルターをふたに組み付ける。
5. ふたを取り付け、止水栓を開ける。
2.給水圧力や給湯能力が変わっている可能性があります。
温度調節ハンドルの設定をしてください。
1. 切替(開閉)ハンドルを上いっぱいに回す。シャワーから水が出ます。バス水栓の場合は開閉ハンドルを下いっぱいに回してください。スパウトから水が出ます。
2. 温度調節ハンドルを目盛りに関係なく適温(約40℃)の湯が出る位置まで回す。
3. 温度調節ハンドルを外す。温度調節ハンドルが回らないように注意してキャップ・小ねじを外してハンドルを抜き取ってください。
4. 温度調節ハンドルを取り付ける。目盛り””40″”の文字とポイントをあわせて温度調節ハンドルをはめ込み、小ねじで固定してキャップを取り付けてください。
5. 固定後に適温(約40℃)の湯が出ているか確認する。
④ 温度が安定しない・途中で温度が変化する
温度が安定しない・途中で温度が変化する場合の解決方法です。手順に沿って、確認・作業を実施してください。
キッチンや洗面所など他の場所の水栓の温度調節はうまくできていますか?
他の場所の水栓も温度が安定しない場合は、給湯機に原因がある可能性がありますので給湯機メーカーにお問い合わせください。
キッチンや洗面所など他の場所の水栓を同時に使用していませんか?
宅内配管の水圧が変化することにより、温度が不安定なことがあります。同時使用の時のみ温度が不安定になる場合は、他の場所の水栓と同時に使用しないようにしてください。
サンドイッチ現象ではありませんか?
お湯を一度止めて再び出すと、一瞬冷たい水が出ることがあります。これを冷水サンドイッチ現象といいますが、これは給湯機の構造上起こりやすく異常ではありません。
また、配管長さなどの環境によって、湯を止めている間に、配管内の水が冷やされ、途中で一瞬冷たい水がでることがあります。温度が安定するまでお湯をしばらく流してから使用してください。
給湯器の温度を上げて(50~60℃に設定して)も改善しませんか?
給湯機の設定温度は希望の吐水温度より高めに設定してください。快適な吐水温度を確保するために50~60℃設定をおすすめします。
⑤ 水栓金具(浴室)のお手入れ
キレイで快適な浴室のためのおそうじのコツを紹介します。
1. スポンジに浴室用中性洗剤をつけてこすり洗いをします。
2. 洗剤成分をしっかり洗い流し、水気を拭き取ります。
手の届きにくいところや時間のかかる場所にも、年に1~2度は家族みんなでチャレンジしましょう。すみずみまでキレイなことが実感出来れば、日頃から汚さないようにもなるはずです。
⑥ 水栓本体と脚部の間から水漏れしている
水栓本体と脚部の間から水漏れしている時の解決方法を紹介しています。
止水栓または、水道の元栓を閉めます
風呂(浴室)の止水栓の場所は在来工法(タイル)、ユニットバス工法で違いがあります。
- 在来工法の風呂の場合は止水栓がありません、水道元栓(水道メーター)のバルブで止めます。
- ユニットバスは、エプロン部分に点検口があります、プラスドライバーでネジをはずしてカバーをとります。点検口の中に給水管と給湯管の止水栓があります。
脚部のパッキンを交換し、袋ナットを締め直します
1. 湯水と水側の袋ナットを交互に右(時計まわり)にまわしてゆるめ、本体を外します。
2. 脚部のパッキンを新しいものに交換します。交換し終わったら、逆の手順で元に戻します。
⑦ 吐水キャップがひび割れしている
水栓金具のキャップがひび割れてしまったときの調整方法をご紹介します。
ご使用の蛇口の種類を確認ください
吐水キャップはメーカー、蛇口の品番から調べて同じものを交換します。取説参照。
⑧ 水栓の流量が少なくなった
水栓の流量が少ない等のトラブルが発生した時の対処法をお教えいたします。
壁付水栓
- 湯側・水側の止水栓は十分開いていますか?
開閉工具(またはマイナスドライバー)で湯側・水側の止水栓が開いているか確認してください。
開いていない場合 止水栓で流量を調節してください。
- 吐水口・フィルターが目づまりしていないか確認してください
目づまりしている場合はブラシなどで汚れを取り除いてください。
1. 吐水口キャップを回して外し、網にごみや汚れがついていないか確認してください。
※目づまりしている場合はブラシなどで取り除いてください。
2. 開閉工具(またはマイナスドライバー)で止水栓を閉めてください。 (湯側・水側2ヵ所)
3. 開閉工具(またはコイン)を溝に差し込み、緩めてフィルターを取り出してください。
※開閉工具は先端が広い部分を使用
※目づまりしている場合はブラシなどで取り除いてください。
⑨ 吐水口の付け根から水漏れしている
2ハンドル混合栓を例に紹介しています。袋ナット部分は、共通仕様となっております。
袋ナットを締め直します
モンキーレンチを使って、袋ナットを 左(時計回り)にまわして、締め直してください。
Uパッキンを交換します
1. モンキーレンチを使って、袋ナットを 右(反時計回り)にまわして、袋ナットを緩め、スパウトを外してください。
2. スパウトについているUパッキンを外します。
3. Uパッキン取り付け箇所に、ゴミなどが付着している場合があるため、キレイな布等で拭き取ってください。
4. 新しいUパッキンを、Uパッキンの開いている方を水栓本体側に向けて取り付けます(向きが違うと、スパウトを取り付ける際にUパッキンが傷ついたり切れたりしてしまいます)。
5. スパウトを本体へ取り付けます。
- スパウトを水平に保ち、本体に差し込んでから、袋ナットを手で左(時計回り)に締めていきます。
6. 手で締め付けられるところまで締めた後、モンキーレンチを使って、更に左(時計回り)にまわして、しっかりと締め付けます。
水漏れ確認とスパウトの操作確認をおこないます
水を出した状態と止めた状態それぞれにおいて、スパウトを左右に振って下さい。 その状態で、袋ナット部分から水が漏れていないかを確認してください。
⑩ シャワーと本体の間から水漏れしている
シャワーと本体の間から水漏れするトラブルが発生した時の対処法を紹介しています。
袋ナットを締め直します
袋ナットをモンキーレンチで締め直してみましょう。
パッキンを交換します
袋ナットを右(時計まわり)にまわしてゆるめ、袋ナットを外してパッキンを取出します。
新しいパッキンに交換します。
まとめ:「広島市南区 」風呂(浴室)の蛇口が水漏れ
お風呂の蛇口(サーモシャワ水栓)の水漏れ修理方法をご紹介してきました。道具があれば自分でできると思うので、ぜひ挑戦してみてください。
ただし、蛇口のメーカー、品番がわからないと修理は困難です、そんな時は専門業者に相談しましょう。
※ 自分で修理ができる場合とできない場合を見極めましょう!
素人が触るとかえって悪化してしまう恐れもあるため、症状が悪くなる前にできるだけ早く、トイレの専門業者に電話で無料相談しましょう↓
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