システムキッチンの蛇口(水栓)は、ほとんどの場合ワンホール混合水栓が採用されています。ワンホール混合水栓のなかでももっとも一般的なのがシングルレバー混合栓。レバー操作のみで、吐水止水はもちろん、水量や温度調節ができます。レバーやスパウトの種類が豊富で、たくさんの種類から選べるのがシングルレバー混合栓の特長です。
ワンホール水栓を交換する方法とは? 【広島市南区丹那町】
ワンホール水栓とは、取り付け穴が1つのタイプの水栓(蛇口)です。水栓には、ほかにも取り付け穴が2つあるツーホールタイプや、キッチンの壁面に取り付けるタイプなどがあります。
なお、今回はワンホール型の混合栓(お湯も水も出る水栓)の交換方法を紹介しています。
ワンホール水栓の交換に必要な物
- ワンホール水栓
- アダプター
- 逆止弁
- ドライバーや六角レンチなどネジを締める工具
- スパナ
※多くの場合、アダプターはワンホール水栓の付属品としてセットになっています。
ワンホール水栓の交換方法
まずは、古い水栓を外して、新しい水栓を手順にそって取り付けていきます。
1. 古い水栓を外す
止水栓を止めてから、古い水栓を外します。
止水栓とは水量の調整を行う栓のことで、故障して水が止まらなくなったときやメンテナンス中は、止水栓を閉めておくことで水が溢れないようにします。キッチンであれば、シンク下などに付いていることが多いです。
2. アダプターを取り付ける
新しい水栓のアダプターを、取り付け穴にはめ込みます。アダプターは、水栓本体を取り付けるための部品です。
最初は、アダプターを手でくるくると回して穴にはめていき、その後ドライバーなどを使ってギーギーと鳴るまでネジを締めます。しっかりと閉め付けないと、ゆるみの原因になります。
3. 本体を取り付ける
蛇口の先に、給水ホースが付いているので、それらを先に取り付け穴に差し込んで、シンクの下へ通してから蛇口部分を取り付けます。
4. アダプターと本体を固定する
アダプターと本体を固定します。ドライバーなどを使って、ネジをしっかりと締めましょう。
5. 逆止弁を取り付ける
シンクの下を通っている給水管や給湯管に、逆止弁を取り付けます。逆止弁は、逆流を防止するための部品です。
6. スパナで締め付ける
取り付けた逆止弁をスパナで締め付けます。
7. 給水ホースを取り付ける
逆止弁に、スパナで取り付けます。
8. 止水栓を開ける
最後に、止水栓を開いて完了です。
ワンホール水栓の交換について知っておきたいQ&A
Q. ワンホール水栓の交換時期の目安は?
A. 使用年数が10年程度になったら、交換するのが好ましいと言われています。ハンドルが固くなって操作しにくくなった、蛇口がぐらつくなどの不調が出てきたら、交換を検討しましょう。
Q. 止水栓がどこにあるかわからない場合は?
A. 水道の元栓を閉めましょう。水道メーターの近くなどに付いています。
参考資料:止水栓や水道メータの位置と場所
まとめ:ワンホール水栓を交換する方法とは? 【広島市南区丹那町】
ワンホール水栓は、手順さえしっかり押さえれば自分で交換することも可能です。家の水栓の不調や劣化が気になり始めたら、取り替えを検討してみてください。
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