蛇口の水漏れ!古くなった洗面化粧台の取り換え工事
蛇口の耐用年数はおよそ10年ほどだといわれています。これはどこの製造メーカーでもだいたい一緒で、10年とされているようです。
単純な構造の蛇口は、簡単なメンテナンスをするだけで長持ちすることができますが、複雑な構造になればなるほど壊れやすく、また細かい修理ができない部分が増えていく傾向にあるようです。
数ある蛇口のタイプで、もっとも長持ちするタイプは「単水栓」という昔からある単純な構造のもの。このタイプはたまにパッキンや部品を交換するだけで長持ちしてくれます。また「2ホール2ハンドル」の蛇口も同じ理由で長持ちするタイプだといわれています。
そのほかのタイプのものは単水栓よりも寿命が短かく、パッキンの交換や故障などによる部品の交換時期が早いスパンでやってきたり、ある金属部分の薄さが原因で劣化変形して使えなくなったりすることも稀にあったりします。メーカーや使用頻度にもよりますが、7年ほどで故障することも少なくありません。
それでも10〜13年くらいで交換する家庭が多いようです。
水が漏れてしまう原因としては、水道内部で使われているパッキンに何らかの不具合が生じていることが考えられます。 パッキンは、水と直接触れ合う機会が多いため、どうしても腐食による損傷や経年劣化による不具合が生じやすいものといえます。
パッキンが原因の場合は、古いパッキンを取り外して新しいものに交換することで、こうした不具合を解消することができます。パッキンは蛇口のほかにも「トイレの止水栓」、「蛇口の止水栓」などでも使われています。いずれの場合でも交換時期は同じでおよそ10年を目安に考えておくといいでしょう。
作業自体は比較的短時間で終えることができますが、自信のない方は下手に触らずに専門業者に依頼した方がよいでしょう。「専門業者にパッキンの交換だけを依頼する」ことを躊躇する人も多いようですが、水漏れがひどくなってしまうと床やほかの設備が腐食してしまったり、アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる場合には、漏れ出た水が階下にまで浸透してしまい、ほかの部屋にも重大な被害をもたらしてしまうことも考えられます。




洗面台の交換にかかる総費用は、およそ20万円といわれています。これには、本体台に加え取り換え工事費、廃棄費用、消費税が含まれています。それぞれの詳細をご紹介いたします。【洗面台の価格】モデル、サイズ、給排水が壁か床か、などから大きく上下します。例えば、化粧鏡が別売りのシンプルなモデルはおよそ2万円、鏡なども備えた基本的なモデルはおよそ7万円ほどです。
6面鏡や収納スペース、デザインなどとことんこだわったモデルともなると、約50万円を超えることがあります。【交換工事にかかる費用】全体を取り換える工事費用は約3~5万円が相場といわれています。洗面台の一部分であれば、もっと抑えられるようです。
古い洗面台の引き取り費用は工事費用に含まれることがほとんどです。【壁紙や床の交換も含めるともっと高くなります】洗面台本体のリフォームに併せ、壁紙や床の交換も同時に受け持つ業者もあるようです。やはり水まわりなので、洗面台を外したらカビだらけだった、ということもあります。予算に余裕があれば、壁紙や床も交換してしまいましょう。
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